綴じるための文房具
紙を綴じるための文房具の定番中の定番がホッチキスです。このホッチキスという名前、実は普通名詞ではないことを知っていましたか?一般名称としてはステープラーというのだそうです。ホッチキスとは、この文房具を発明した人の名前だと言われていますが定かではありません。ホッチキスで有名なのはマックスで、小型ハンディタイプのホッチキスを開発したメーカーです。マックスの10号ホッチキスの国内シェアは、何と約75%にもなります。
ホッチキスは丈夫な上に新しい機能が理解されにくい文房具だと言われています。ほとんどの人が、「なくしたから新しいのを買う」という形で購入するケースのようです。
ホッチキスで止めることができる紙の厚さは、針のサイズで決まってきます。厚い方から1号・3号・10号の3種類のサイズがあり、オフィスや家庭では10号針が定番サイズです。ホッチキスの針といえば、最近はコピー機にホッチキスが組み込まれていて、好みの位置に止めてくれるシステムが使われるようになっています。便利ですが、足の長い針なので失敗した際に針を取るのが大変なのが難点です。
ユニバーサルデザインという言葉が登場して久しいですが、ホッチキスにもユニバーサルデザインの波がやってきています。女性や力の弱い子どもでも軽く綴じられるよう、普通のホッチキスの数分の一の力で綴じられるホッチキスが登場しています。ホッチキスは、身近にありながらもつい忘れられがちな文房具ですが、地味に進化していることを覚えておいてください。
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